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メンタルヘルス疾患とは?

企業労働者の方々が発症するメンタルヘルス疾患、精神疾患には以下のようなものがあります。

うつについて

うつ病とは、気持ちの元気がなくなり、身体にも症状が出現する病気です。
職場の上司や周囲との人間関係、過重労働や過大なノルマ、配置異動や職場不適応、また家庭での親子や家族の問題などがストレスとなり発症してしまいます。意外に思われるかも知れませんが、自分ではそれほどストレスを感じていなくてもこころや身体に負担がかかり、症状が出現しており気づきにくいこともあります。

うつの症状について

【体の症状】
疲労感

疲れやすい
疲れが抜けない

食欲不振

食欲がない、何を食べてもおいしくない
体重が落ちた

睡眠障害

寝つきが悪くなった、
眠りが浅くすぐに目が覚める、朝早く起きてしまう

体調不良

めまい、頭痛
肩こり、背中の痛み、腰痛などが続く

胃腸不良

胃もたれ、胸やけ
便秘、下痢などが続く

【心の症状】
抑うつ気分

気分が落ち込んでゆううつだ
悲しい気持ちになる
訳もなく涙が出る
将来への希望がなくなる

思考力の低下

集中力が低下し、仕事の能率が落ちた
小さな細かいことでも決断するのが難しい
全てを悪いほうにネガティブに考えてしまう
自分を責めてしまう

意欲の低下

趣味や好きなことをやる気になれない
家族や友人と話したり出かけるのがおっくうだ
食事、入浴、着替えなど身の回りのことも面倒だ
テレビや新聞が面白くない、うるさい

うつになるきっかけ

ストレスを感じて気分が落ち込む、仕事にやる気が起きないなど、こころの不調は誰もが経験します。

ストレスがかかりすぎて、気分の落ち込み、不安、イライラ、不眠、頭痛、肩こりや胃もたれが続く状態を「適応障害」といいます。

適応障害の状態がしばらく続いたり、ストレスがどんどんひどくなってくると「自分に自信がもてない」「こんな自分で申し訳ない」と落ち込んだり悲観的になって自分を責めてしまい、ストレスを取り除いてもこころと身体の症状がなかなか改善しません。このような状態がうつ病です。

うつ病は決して珍しい病気ではなく、生涯でうつ病に悩まれる方は約16%と6人に1人にのぼります。うつ病になるきっかけは様々で人それぞれです。

職場でのうつ病のきっかけとなるストレス

環境面の問題 … 就職、昇進、降格、異動、転勤、転職、制度改革、ノルマ増加など

身体面の問題 … 慢性化した疲労、睡眠不足、交代勤務、過重労働、怪我、事故など

心理面の問題 … 周囲のサポート不足、業績・成績不振、重大ミスなど

うつの治療について

うつ病に対して、薬物療法や精神療法など適切な治療を行うことによって90%以上の患者さまが回復する可能性があることも分かっています。うつ病は決して「やる気や性格の問題」「気の持ちよう」ではなく、治療を受けずに我慢しているとなかなか治らずに慢性化しやすく再発しやすい病気です。

ストレスをうけてから早い時点のうちに、適応障害の段階で受診し治療をはじめられた患者さまのほうが、治療による効果が高くより早く回復します。

不安について

さまざまな不安が強くなって続くため、日常生活や社会生活に影響を及ぼしてしまう病気です。ビジネスマンや企業労働者にはパニック障害、社会不安障害が良く見られます。

パニック障害について

突然、動悸・息切れ・呼吸困難・めまい・吐気などのパニック発作が起こり、それが何回も繰り返される病気です。
パニック発作を繰り返すうちに、「また発作が起こるのではないか」と不安になったり(予期不安)、発作が起きたときに助けが得られないことを心配して電車に乗ることを避けたり(広場恐怖)、家にこもるようになり、やがて気分が沈みうつ状態になることもあります。

【パニック発作により現れる症状】
心臓がドキドキする(動悸・脈が速くなる・心拍数の増加)
汗をかく・体が震える
呼吸がしにくい、息切れ、息苦しさ
のどに何か詰まったような窒息感
胸の痛み、胸の圧迫感や不快感
吐気、腹部の不快感
めまい、ふらつき、気が遠くなる感じ
今起きていることが現実でないような感じや、自分が自分でないような離人感
とんでもないことをするのではないか、気が狂ってしまうのではないかという恐怖
このまま死んでしまうのではないかという恐怖
体の一部やいろいろな部位のしびれやうずき感
寒気やほてり
【パニック障害の方が苦手な場所や状況】
人ごみ・エレベータ
一人で外出する・自宅に一人でいる
トンネル、地下道、橋
窓のない部屋、屋上
スーパーなどの行列に並ぶ
会議へ出席する
自動車、電車、バス、飛行機などの乗り物に乗る
渋滞に遭う
高速道路を走る
車を運転する、乗せてもらう
知らない場所へ行く
歯科医院、理髪店、美容院などの動けない所

パニック障害は発作を繰り返しているうちに徐々に状態が悪化し、予期不安や広場恐怖、うつ状態が強くなっていきます。
パニック発作がはじめて起きてから2-3ヶ月以内に治療をうけると治療効果が上がりやすいケースが多く見られます。

社会不安障害について

他人の注目を浴びるような状況や行動に対して強い不安や恐怖を感じ、そのような状況や行動を回避したり我慢することによって、日常生活に支障を来たしている、あるいは強い苦痛を感じる病気で、発症の多くは思春期や社会人になったばかりの方などに見られます。

【社会不安障害により現れる症状】
顔が赤くなる・青くなる
手足・全身・声がふるえる
動悸(脈が速くなる)
汗をかく
吐気、腹部の不快感
尿が近い、あるいは出ない
頭が真っ白になる、めまい
口が渇く
息苦しい
筋肉がこわばる、力む
【社会不安障害の方が不安や恐怖を感じる状況】
会議や多くの人の前で意見を話したり発表する
社長や重役、目上の人と話す
初対面の人と会ったり話をする
他人の視線や注目を浴びる
人に見られながら字を書く
他人と飲食する
電話に出る
飲み会などの集まりに参加する

社会不安障害は、単なる「内気な性格」「恥ずかしがり」「あがり症」とは異なるものです。適切なくすりの服用と精神療法(認知行動療法)により、今まで我慢しておられた不安や恐怖を取り除き、生活の質を改善させ、よりイキイキと仕事をすることが可能です。

不眠について

日本人の20%が睡眠の問題を抱えているといわれており、最近の報告では3人に1人が「睡眠で困っている」と感じています。
睡眠不足は昼間の眠気や身体のだるさ、集中力低下、不安・イライラなどの症状につながるだけでなく、高血圧、糖尿病、肥満、高脂血症など身体の病気を招いたり悪化させてしまうばかりでなく、労働災害や産業事故の温床ともなります。
さらに睡眠不足が続くと、うつ病になりやすくなることも報告されています。よい睡眠はこころと身体の健康に欠かせないものであり、問題を感じている場合は早めの受診が必要です。

不眠症について

睡眠の問題の中で最も多いのが眠れない状態の不眠症です。
不眠症は症状によっていくつかのタイプに分けられます。

入眠障害

布団に入ってもなかなか寝つけない

中途覚醒

いったん寝ついても、途中で何度も目が覚めてしまいなかなか寝られない

早朝覚醒

起きようと思っていた時間より早く目が覚めてしまい眠れなくなってしまう

熟眠障害

十分な時間寝ているのに、眠った気がしない、眠りが浅い

不眠を取り除くには、不眠の原因を明らかにし、それを取り除くことが第一歩です。

十分に睡眠がとれるように、薬物療法を行うこともあります。
「睡眠薬を飲むのはこわいんだけど…」という患者さまには睡眠衛生指導を行っております。

過眠症について

日中に強い眠気が生じ、日常生活に支障を来たす状態です。
疲れやすさ、注意力・集中力の低下、頭痛、イライラ、抑うつ、不安などさまざまな症状を伴います。
日中の眠気が続くと、自分では気づかないうちに短時間眠り込んでしまい、重大な労働災害や産業事故につながることもあります。

睡眠覚醒リズム障害について

希望する時間に眠れず、不都合な時間に眠気が生じる状態です。

睡眠相後退症候群

夜遅くまで寝つけず、昼まで眠っている

睡眠相前進症候群

夜早い時間から眠くなり、早朝に目覚める

非24時間型睡眠覚醒症候群

毎日眠る時間と起きる時間が少しずつ遅れていく

不規則型睡眠覚醒パターン

昼夜を問わず寝たり起きたりが不規則である

時差症候群

海外旅行中やその後に不眠、日中の眠気、頭痛、疲れやすさなどの症状を来たす

交代性勤務による睡眠障害

夜勤やシフト勤務で働いており、不眠、日中の眠気、頭痛、疲れやすさなどの症状がある

睡眠覚醒リズムを調整するために最も有効なのは光療法をはじめとした時間生物学的治療です。

睡眠時無呼吸症候群について

眠っている間に大きないびきをかき、何度も呼吸停止と再開を繰り返す病気です。睡眠時無呼吸症候群の患者さまは呼吸の再開に伴って短時間の覚醒を繰り返すため、深い睡眠を安定してとることが出来ず、充分寝ても疲れがとれず日中の眠気や集中力低下が起こります。

睡眠時無呼吸症候群が長年にわたると高血圧・肥満・糖尿病・不整脈などを合併し、心筋梗塞・脳卒中・突然死などのリスクが非常に高くなります。

記憶・集中力の低下や抑うつ状態も起こりやすく、結果として交通事故や労働災害、産業事故などにつながってしまうことも知られています。

ひつじクリニックでは、以下のような個々のお悩みやニーズをお聞きし、エビデンス(医学的な根拠)や教育効果を考えたオーダーメードのメンタルヘルス対策をご提案させて頂きます。

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